セントラルラリー愛知・岐阜2019

WRC

2019年11月10日(日)愛・地球博記念公園モリコロパーク

セントラルラリー愛知・岐阜

ついに、念願のWRC日本開催のラリージャパン(しかもコースの一部は我が岐阜県)が決定し、今回はそのテストを兼ねた大会。

日本では、WRC(世界ラリー選手権)は、お世辞にも知名度が高いモータースポーツではないと思います。

ラリーは、F1やスーパーGTのようなクローズドサーキットでのレースとは異なり、複数のSS(スペシャルステージ)と呼ばれる一般の市街地、林道などの私道や公道を1台ずつ走りタイムを競う競技です。

そして、次のSSへは一般道を自走して移動します。この移動区間を「リエゾン」といいますが、これがラリーの醍醐味のひとつだと思います。一般車に交じって公道を走る競技車輌は違和感満載だと思います。(だから競技車輌はナンバー、仮ナンバー付き)

 

ラリーカーは、狭いくねくね曲がった道を、想像を絶する速度で走り抜けます。

ターマック(舗装路)、グラベル(未舗装路)、スノー(雪道)、それらのミックスなど様々な状態の道を走ります。ちなみにラリージャパンはターマックラリーです。

視界の悪い森の中や、起伏の激しい悪路を猛スピードで走るために、助手席にはコドライバーが同乗し、先々のコーナーの向きや大きさ、路面の状態を常にドライバーに伝えながら走っています。

とんでもない技術だと思います。

1台ずつ別々に走るのに、トップ選手だと、10数km走っても0.1秒差とかですよ!!!

 

まあ、話し出すとキリがないので、今大会の雰囲気をお伝えしていきたいと思います。

 

前日は、小牧基地オープンベースに行ってきました。終了後、長久手市に移動して一泊し、会場のモリコロパークには朝8時頃到着。快晴です!

特に混雑もなく、航空祭と違って快適な会場入りでした。

電子チケットのみの販売なので、アナログな人は観れませんよwww

6会場(okazakiは無料)中、4会場のチケットは完売したようです。

 

一般の公園なので、犬の散歩をしている人やイベントを知らずに来た人も多いようです。

観戦しやすいコース脇には規制線が張ってあり、チケット購入した人だけが入れるようになっています。ただ、壁があるわけではないので、チケットが無くても十分観れてしまいます。

ひとまず、スタート地点からゴール地点まで見て回りました。もちろん良さげな場所は早い者勝ちです。

今回は、サービスパークに近い、ほぼコースの中間くらいの場所に陣取りました。

 

このモリコロパークではSS10とSS11の2本走行します。

 

頭上には撮影用ヘリが現れました。交代しながら2機体制のようです。

山の中を走ることが多いので上空からの撮影が必須です。(世界に配信されているWRC中継ではおなじみ)

 

そうこうしているうちに、ペター・ソルベルグのデモランがスタート!

キターーーーー!!!!!

そして目の前でスピン!!!!! 「おー!!!!!」と大歓声^^

多分、ファンサービスで豪快にドリフトするつもりだったんじゃないかな?

連写で流してたので、スピンして急にスピードが落ちてフレームアウトしちゃいました^^;

 

ふと気が付くと、コースを挟んで向かい側にガズーレーシングの服着た人が数人。

あれ? 「トミ・マキネン」じゃね?!

間違いない! トミ・マキネンチーム代表です!!! もう一人のサングラスの人はトヨタの友山副社長。

周囲の気付いた人たちとザワザワしていたら、なんとヤリスWRCが通過!!!(ラリーカーは爆音なんですが、頭上のヘリが意外とうるさくて近づいてくるのに気付くのが遅れてしまいました><)

初めて観るWRカーのあまりの速さにどよめく人々^^

もちろん撮り損ねました><

 

WRCのひとつ下のクラス、WRC2のR5車両が続きます。

新井大輝選手のシトロエンC3R5、チョーカッコイイ!!!

1600ccで、290馬力くらい。

 

さらに下のクラスが続きます。

このあたりからは、見た目は完全に市販車です。トップカテゴリの車両と比べると遅く感じてしまいますが、十分速いです!

 

国内トップクラスの車両たち。

カーナンバー11のWRXは、勝田貴元選手のお父さん、勝田範彦選手。

カーナンバー10のWRXは、新井大輝選手のお父さん、新井敏弘選手。

カーナンバー30は「ミライ」ですよ! モーター音が響きます^^ 国沢光宏選手。

 

FLEX SHOW AIKAWA Racing のヴィッツ。

もちろんドライバーは「哀川翔」です!

上位ドライバーと比べると走行ラインが全然違いますね^^; まだまだ攻めきれてませんよ、翔さん、頑張れー!

 

SS10を終了し、サービスパークにマシンが戻ってきました。

快晴でターマックなんで、マシンはほとんど汚れてませんね。

日本のナンバー(仮ですが)付けてるWRカー・・・ ムネアツです!

 

サービスを終え乗り込む勝田貴元選手。

ファンからのサイン攻撃に笑顔で応じるトミ・マキネンチーム代表。

チョー美人の勝田選手の奥さんにもお会いできました^^

 

もちろん、ワタクシも頂きましたよ^^

 

SS11のスタート地点に向かうヤリスWRCとシトロエンC3R5

ラリーって、この競技車輌や関係者との距離が近いのがいいんですよね!

 

2走目のSS11ではしっかり激写!

やっぱり速い!!! ラインがチョーキワドイ!!!

トップカテゴリーのヤリスWRCは、やはり他のクラスの車両とは迫力がケタ違いです!!!

1600ccで380馬力!!! この狭いサイクリングロードでトップスピードは150km/h超えていたようです!

 

マキネン代表やチームメカニックの方たちもコースまで出てきてました^^

今回は、思い切ってマキネン代表に手を振ってみたら軽く振り返してくれました^^

 

デモランしてくれたペター・ソルベルグ、トミ・マキネン代表のトークショー。

司会はJスポーツWRCの顔「栗田佳織」さんでした! 好きなんですわぁこの人^^ あっもちろん「藤本えみり」さんも好きですよ^^

 

実はこの日は岐阜基地航空祭もありましたが、泣く泣く諦め、こちらに来てみました。

来年2020年の、WRCラリージャパン本番の観戦ポイントの下見をした感じですね。

オリンピックのチケットは完敗だったんで、来年の楽しみはこのラリージャパンで決まりですw まあ、ぶっちゃけオリンピックより楽しみなのは間違いないんですが^^

 

まあ、WRCも航空祭も現地で観る迫力は写真や動画では伝えきれません。

少しでも興味のある人は、ぜひ来年、足を運んでみてください^^

2020年のWRCの最終ラウンドに設定される予定なので、年間チャンピオン誕生にも立ち会えます。

楽しみです!

毎年のマストイベントに追加確定です!

 

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