缶スプレーから塗料を取り出す方法

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缶スプレーでの塗装は、意外とコツが必要で、エアブラシでの塗装に慣れている人ほど失敗しやすくなるのではないでしょうか。

そこで、エアブラシで塗装するために、缶スプレーから塗料を取り出す方法を紹介します。

まずは、さんざん他のサイトやブログでも紹介してあるのが、ストローを使用する方法。

 

紙コップをこんな感じにつぶして片方の穴からブシューっとやります。

ただ、自分の場合、ストローは不要でした。

ストロー無しでも全く問題なく取り出せます。

ここまでは簡単です。注意が必要なのはこの後・・・

 

紙コップに取り出した塗料をビンに移した瞬間!

グツグツと塗料が泡立って、炭酸水というより「沸騰」って感じです!

事前に調べていたのでこうなることはわかっていましたが、想像以上に勢いがいいので一瞬焦ります。そして、このガスによる気化熱で塗料もビンもキンキンに冷えてビンが結露します。

ガスはなかなか抜けてくれませんが、調色スティックなどでかき混ぜてやると早くガス抜きできます。塗料の温度が室温と同じくらいになると泡はいったん収まります。

この作業を繰り返し、缶スプレーから塗料を取り出していきます。

再度取り出した塗料を先ほどのビンに入れると、また沸騰です! 取り出した量が多くなるほどあふれそうになるので注意しましょう。

 

45mlほど取り出しました。缶スプレーには正味量100mlと記載がありますので、まだ半分ほど残ってますが、ビンがいっぱいなのでもう無理です。

缶スプレーのまま保管しておいて、また必要なら取り出しますが、45mlもあれば結構使えると思います。

ガスが抜けきるまでフタはしないほうがいいようです。ホコリ防止のためにも、一晩フタは載せておきました。

 

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